· 

住宅取得者の平均年収はいくら?

国土交通省が発表した令和元年度住宅市場動向調査によると住宅取得者の世帯年収は分譲マンション798万円、中古マンション694万円、分譲戸建て688万円、中古戸建て720万円、リフォーム住宅642万円となっています。分譲マンションを購入する世帯が一番年収が高い状況が続いていますが、中古戸建を選択する世帯の年収も毎年上がっています。近年マンションの価格が上昇しているので、ファミリー世帯の一部が広くても値段の上昇が限られている戸建てに流れているものと推測できます。また、長く低金利が続いていることにより、収入面で不安を感じ、購入をためらっていた世帯の購入も進んだ結果、社会全体では平均給与が上昇しているにもかかわらず、住宅取得者の年収が下がっているものと思われます。