津波ハザードマップは津波が陸上に押し寄せたときの浸水域や浸水深を表示し、避難場所等も表示しています。東日本大震災のような惨禍が二度と繰り返されないよう、平成23年(2011年)12月に津波防災地域づくりに関する法律が施行され、最大クラスの津波の想定や将来発生しうる津波災害全般への対策等が義務付けられました。そのため津波災害指定区域の市区町村は津波ハザードマップの作成と公表を義務付けられています。津波が発生した際の避難場所としては、神社もひとつの目安になります。東日本大震災時の津波の到達場所が、海沿いの神社の敷地付近であったことが調査でわかっています。津波被害にあった神社もありますが、多くの場所で津波が押し寄せた境界が神社になっているのです。こんなところで先人の知恵が活かされているです。
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