変動金利を選択した方の中には金利が上昇する前に、固定金利に変えれば良い!とい方が実は結構おられます。但し、本当に金利が上昇する前に、タイミングよく固定金利に変更することが可能でしょうか?短期金利は日銀によりコントロールされており、現在のマイナス金利のような金融緩和の際には短期金利は安く、逆に金融引き締めが行われれば金利は上昇します。長期金利は債券相場に強く影響されます。債券価格はインフレが予想されれば下がり、物価の安定が予想されれば上がります。債券価格が下がれば長期金利は上昇し、債券価格が上がれば長期金利は下降します。長期金利は将来の予想が影響するため、短期金利が上昇する前に長期金利が上がりやすいと言われており、変動金利(短期金利)の金利が上昇するまえに固定金利(長期金利)が既に上がっていることとなるため、理論的には、金利が上昇する前に、固定金利に切り替えるということは、難しいのではないでしょうか?また、金利が上昇し始めても、どこまで上昇するのか?また、上昇しないのか?は誰にもわかりません。強いて言えば、異次元の金融緩和をした黒田総裁の任期は2023年4月なので、次期日銀総裁が誰になるかが記事になる前に予想し、その人が反黒田派であれば、2022年頃に固定金利にすれば不可能が可能になるかもしれません??
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