渋谷区や世田谷区などを中心に首都圏で主に売買仲介を行っている株式会社リアルプロ・ホールディングスの遠藤です。
今日は渋谷区のコロナ禍における中古マンションの売買の成約状況と過去の成約状況をご報告させて頂きます。
渋谷区のファミリー世帯向けマンションの成約データ
2014年(平成26年)~2020年(令和2年)上期までの渋谷区で取引された55㎡以上の中古マンションのデータを調べたところ、渋谷区のマンションは右肩上がりで上昇し続けていましたが、現在は踊り場の状態となっています。
コロナ禍の中古マンションの市場はどうなっておいるのか?
レインズタワーによる公表では首都圏の中古マンションの価格は上昇傾向で今年7月は前年同月比で5.4%の
値上がりとなっていますが、渋谷区の場合は踊り場的な状態となっています。
コロナ禍でも多くのエリアでは価格が上昇していますが、渋谷区は一旦上昇に歯止めがかかっている状態です。
一番興味深いのは80㎡以上の中古マンションの成約日数が大幅に伸びていることです。
渋谷区内では通常このクラスが売りに出ると直ぐに売れてしまうのですが、
売出から売却までにかかる時間が非常に長くなっています。
コロナ禍で物件を見ることがができなかったことも大きな要因のひとつですが、
80㎡未満の成約日数と比較しても極端に時間がかかっています。
コロナ禍でもこのクラスの物件を買う又は買おうと考えている方は、
新型コロナを逆にチャンスと捉えているものと思われます。
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