気象庁気象研究所の発表によると、過去40年で東京など太平洋側の地域に接近する台風が増えており、強度がより強くなり、移動速度が遅くなっていることがわかりました。地球温暖化による海面水温の上昇、上層と下層ぼ風の差(風の鉛直シア)の縮小、大気中の水蒸気量の増加といった台風発達の好条件になっていることや、偏西風の日本上空での弱まりによる台風の速度の低下が要因となっているようです。ここ数年の雨の降り方を見るとスコールのような大量の雨が降る機会も多く、日本の気候が亜熱帯化しているのではないかと感じます。8月28日からの水害リスクの重説への記載開始や水害リスクの高い住まいへの火災保険の値上げなどにより、水害の危険がある立地の住まいを避ける動きが今後は徐々に増えていくのではないか?と想定されます。人々は昔から命の源となる水と共に生活してきたため、川沿いや海沿いを中心に街が発展してきた経緯飯もあり、水害リスクがあるからといって、今住んでいる家を直ぐに手放すことは容易ではありませんが、新規にお住まいを購入するのであれば、水害リスクの高いエリアはできる限り避けるべきだと感じます。
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