渋谷区や世田谷区などを中心に首都圏で主に売買仲介を行っている株式会社リアルプロ・ホールディングスの遠藤です。
今日は8月の都心部のオフィスの空室率の状況をお伝えします。
都心五区のオフィス空室率は3%超えに
オフィスビル仲介大手の三鬼商事株式会社の最新オフィス市況2020年9月号によると都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の8月時点の平均空室率は3.07%で前月比で0.30ポイント悪化していると発表しました。
空室率の詳細は?
新築ビルの空室率は2.46%、既存ビルの空室率は3.09%と共に前月比で悪化しています。
平均空室率が3%を超えるのは30ヵ月ぶりです。
平均賃料は坪22,822円で前月比でマイナス192円下がり、2014年1月から続いていた平均賃料の上昇が80ヶ月ぶりに止まりました。
今後もこの傾向はしばらく続くものと思われます。
空室率5%は来るのか?
節目とされる5%にいつなるのか?また踏みとどまることが出来るのかが今後の焦点となります。
新型コロナにより、社会環境が激変し、少なくとも数年先になると言われた働き方改革が、既に起きています。
新しい生活様式が定着した場合には、5%を超える空室率になると思われます。
まずは今年中に空室率が4%台になるかが注目を浴びそうです。
※気になるマンションの評価をご自身で調べることが可能です。
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