渋谷区や世田谷区などを中心に首都圏で主に売買仲介を行っている株式会社リアルプロ・ホールディングスの遠藤です。
今日はマンションで断熱に有効とされる複層ガラスに取り換える際の注意点をご説明したいと思います。
窓ガラスの交換が認められたら窓枠も一緒に交換するのがベスト
仮に築年数が経過したマンションを購入して窓の改修工事が認められ、窓ガラスを複層ガラスにした場合、
断熱効果は得られるのでしょうか?
結論から言ってしまうとその場合にはサッシも一緒に交換する方法をお薦め致します。
築年数が経過したマンションのサッシは単層ガラスと同様に断熱性が低く、
またサッシ回りに隙間がある場合もあります。
これも一緒に改善しない限り、窓を複層ガラスにしてもサッシが結露を起こします。
窓ガラスだけでなく同時にサッシをエアタイトにすれば防音効果も得られます。
窓と窓枠の交換が認められない場合は?
もし、窓及び窓枠の改良工事が認められない場合にはインナーサッシ(二重窓)をお薦めします。
インナーサッシは専有部分に新たに窓枠と窓を設置するため、管理組合に承認を得る必要はありません。
二重窓は断熱効果だけでなく防音効果も期待できます。
二重窓のデメリットは?
マイナス点としては専有部分に設置するため部屋が少し狭くなることと、窓開けが面倒になることです。
室内の快適性を求めるか、毎日の窓の開け閉めの作業を増やさないか?
はお住まいになる方のそれぞれの考え方によります。
※気になるマンションの評価をご自身で調べることが可能です。
コメントをお書きください