渋谷区や世田谷区などを中心に首都圏で主に売買仲介を行っている株式会社リアルプロ・ホールディングスの遠藤です。
今日はシックハウスではないか?と問い合わせが多い北側の部屋の黒カビについてお話します。
黒カビの原因の多くは結露の放置でおこる
北側の室内に黒カビが発生しているのでこれはシックハウスではないか?と問い合わせをされる方がいますが、
これは多くの場合シックハウスではありません。
この黒カビの原因は主に結露を放置した結果です。
結露の放置が部屋を黒カビだらけにする??
寒い冬の間は朝起きるのがつらく、ぎりぎりに起きて会社に出勤することも多く、結露を放置してしまいがちです。
冬は乾燥しているので、帰宅した際には結露はすっかりなくなっています。
これを毎回放置していると結露により発生した水滴が、クロスやボードに徐々にしみこんでいき、その結果、窓周辺のクロスに黒カビが発生します。
これを何年も放置しておくと、窓枠周辺だけでなく、部屋全体に黒カビが発生します。
北側の部屋は寝室にしている場合も多く、人が寝ている際には大量の水分を発生させますので更に黒カビが発生する要因となります。
黒カビは健康にも悪影響を及ぼす!!
その結果、黒カビによる健康被害も懸念されます。
黒カビは肺や気管系の病気や皮膚病、癌も引き起こすとも言われていますので、なるべく早く取り除きましょう。
また賃貸マンションの場合、結露を放置して黒カビが発生した際は借主の善管注意義務違反となり、
修繕費用は借主の負担となりますので注意してください。
※気になるマンションの評価をご自身で調べることが可能です。
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