主として渋谷区を中心に中古の分譲マンションの仲介を行っている株式会社リアルプロ・ホールディングスの遠藤です。
今日は気象庁が大雨による災害発生の危険度を地図上で確認できるキキクル(危険度分布)についてお話します。
キキクル(危険度分布とは?)
キキクル(危険度分布)とは、雨による災害の危険度を5段階で色分けして地図上でリアルタイムに表示するシステムで、これを活用することにより災害から自分自身や大切な人の命を守ることに役立てることができます。
気象庁のホームページやテレビの気象情報コーナーやネット各社が提供するスマホアプリから届く「危険度通知」にも使われている情報です。
昨年の9月に愛称の募集が行われ、今年3月に愛称が「キキクル」に決定しています。
情報は3つに分類され危険度を段階で色分け表示
雨量の予報を災害の予報に翻訳する形で構成され、大雨情報(土砂災害)、大雨情報(浸水害)、洪水情報の3つに分類、愛称を用いた表記は、それぞれ、土砂キキクル、浸水キキクル、洪水キキクルとなっています。
また各段階で色分けをしており色が濃くなる程危険度が高くなります。
白又は水色 今後の情報等に留意
黄 注意
赤 警戒
うす紫 非常に危険
濃い紫 極めて危険
という表示になっています。そしてうす紫(非常に危険)は「避難の合図」としています。
気象庁のホームページでは、濃い紫(極めて危険)が出現してからでは避難が困難になる恐れがあるとして、具体的な場所と氾濫の写真などを掲載して注意を呼び掛けています。気象庁のキキクルのホームページ
気象庁のホームページを確認
当初は土砂キキクル、浸水キキクル、洪水キキクルは別々でサイトを見る必要がありましたが、現在は気象庁のホームページトップ画面の目立つ場所に「キキクル(危険度マップ)」があります。
ここにアクセスすると、3つのキキクルに雨雲の動きを加えた4つの情報が一度に見られるようになっているほか、現在発表中の防災情報や天気予報、また、地震情報も見られるようになっており機能が集約されて使い勝手の良いサイトになっています。
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