春のリゾナーレ八ヶ岳

渋谷区で主として中古マンションの売買仲介を行っている株式会社リアルプロ・ホールディングスの遠藤です。

コロナ禍においてマスク装着の有無も論じられるようになりましたので、コロナ禍で掲載を止めていた観光関連の掲載を、不動産に関するブログと同様、今後はどんどん発信していこうと思います。

今回は小淵沢のリゾナーレ八ヶ岳の「回廊の花咲くリゾナーレ」をご紹介させて頂きます。

星野リゾートが運営するリゾナーレ八ヶ岳では、春の定例イベントで、ピーマン通りというメインストリートにチューリップの花びらを敷き詰める装飾を施しています。今年は4月29日から5月22日まで開催しています。

今年でなんと18回目になるそうです。

星野リゾートリゾナーレ八ヶ岳の概要　

リゾナーレ八ヶ岳は星野リゾートが運営する長期滞在型リゾートホテルです。

もともとは経営破綻したマイカルが小淵沢町と第三セクターをつくり、そこで運営していたリゾートホテルで、当初はリゾナーレ小淵沢という名称だったと思います。

マイカルは2001年に経営破綻して、イオングループの傘下に入り、2011年にイオンリテールに吸収合併されています。

リゾナーレ小淵沢は1992年に完成し、イタリア中部の山岳都市をモチーフにし、室内に大型の波のプールを併設するなどまさにバブルの象徴とも言えるリゾート施設でした。

星野リゾートが2001年から運営をはじめ、2012年にリゾナーレ八ヶ岳に名称変更し、2017年に大規模改装し、小淵沢のワイナリーであるドメーヌミエイケノとの提携により、始まった日本におけるワインリゾートとしての地位を確固たるものにしつつあります。

更にワインの試飲ができるエリアにはワインや旅行、食べ物、絵本を中心に取り扱った魅力的な本屋さんがあり、ワインを飲みながらも立ち読みならぬ、座り読みが自由に出来き、気に入った本があればその場で購入もできる、大人から子供まで楽しめるエリアというか教養がつくエリアとなってます。

また日本では珍しいBYO（bring your own）を提唱しており、このワインの試飲＆購入エリアで気に入ったワインを購入し、リゾナーレ八ヶ岳内で星野リソートとは独立した運営（テナント）をしている飲食店への持ち込みが可能となっています。BYOはレストランに好きなワインを持ち込んで飲めるサービスをいいます。

ワインリゾートというと大人のリゾートという感じですが、実は小学生までのお子様がいるファミリーに大人気です。

理由は、先述した1年中利用できる波のプールの他にもアスレチック施設もあり、また温泉も、入り口と室内の温泉は別ですが、施設内にある温泉用の水着を着れば、混浴の露天風呂に入ることが出来ます。また星空の観察も人気です。

このようにファミリーで楽しむためのアイテムが盛りだくさんです。

冬は富士見高原スキー場と富士見パノラマスキー場までシャトルバスを運行しており、スキーのレンタルは無料で、富士見スキー場は子供のリフト券が確か、無料だったと思います。

富士見パノラマスキー場の頂上付近で行う雪上トレッキングは、有料ですがとても楽しく、スキーやスノボーとはまた違った楽しみを教えてくれます。

これらが魅力となり、赤字経営だった施設はドル箱施設の仲間入りになりました。

次々に魅力的な発想を働いている人達が生み出している星野リゾートはさすがです。

運営者により、これ程施設に魅力が増すのかと驚かされます。

私は米国のCPMという不動産管理の資格を日本で取得した1期生ですが、米国の賃貸マンションでも、入居者のためのサービスが行われると教わりましたが、究極のPM（プロパティマネジャー）は星野リゾートの運営責任者、最終的には星野佳路社長ではないか？と感じてしまいます。