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祐徳稲荷神社

渋谷区で主として中古マンションの売買仲介を行っている株式会社リアルプロ・ホールディングスの遠藤です。

 

祐徳稲荷神社(ゆうとくいなりじんじゃ)は佐賀県鹿島市にあり、京都府の伏見稲荷大社、茨城県の笠間稲荷神社と共に「日本三大稲荷」に数えられている神社です。

 

倉稲魂大神(ウガノミタマノオオカミ:生活全般の神様)、大宮売大神(オオミヤノメノオオカミ:技芸上達あるいは福徳円満の神様)、猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ:交通安全の神様)が祀られており、商売繁盛、家運繁栄、交通安全、縁結びの御利益があるとされています。 

 

境内は、楼門や神楽殿、本殿などで構成され、豪華で鮮やかな外観から、鎮西日光(ちんぜいにっこう)と呼ばれ、九州の日光東照宮とも言われています。

 

四季が非常に豊かな神社で、春は桜、秋にはモミジやイチョウが紅葉します。

 

外苑である東山公園は市内でも屈指のお花見の名所で、5万本のツツジに加え、桜やコスモス、菜の花が美しい場所として知られています。

 

本殿の先には奥の院へ向かって朱色の鳥居が続き、奥の院からは有明海まで一望できる絶景が広がります。 

 

但し、交通の便が良いとはいえず、多くの参拝者が車で訪れます。

 

そのため神社に行くかなり手前から、広大な広さの駐車場があります。

 

電車の場合、福岡市内であれば、博多駅からJR長崎本線で肥前鹿島駅まで特急利用で約1時間、その後はバスかタクシーを利用して約10分程度です。 

 

門前商店街では、柚子胡椒や郷土玩具の「のごみ人形」などが売られています。

 

その中でも一番人気のお土産が「稲荷ようかん」と言われる羊羹で、紙筒に入った羊羹を下から押し出して、糸で切って食べます。

 

この「稲荷ようかん」は門前商店街の他には市内のごく一部のお店でしか販売していないので、多くの参拝者がお土産として購入していきます。

祐徳稲荷神社のある鹿島市を活性化する方法 

祐徳稲荷神社には年間約300万人の参拝者が訪れますが、鹿島市は2024年(令和6年)3月31日時点の人口は27,410人、世帯数が10,961世帯の小さな市ですが、人口の約109倍にもなる参拝者が訪れ、九州では太宰府天満宮に次ぐ、一大観光スポットとなっています。

 

鹿島市を訪れる観光客は2022年(令和4年)時点で約3,476千人なので鹿島市を訪れる観光客の実に86%の人が祐徳稲荷神社に参拝していることになります。

 

その内、約3,471千人、約99.8%の観光客が日帰り客で、宿泊する場合には武雄温泉や嬉野温泉へと流れてしまうので、鹿島市を活性化するには、いかに日帰りで訪れる観光客を市内に宿泊させることができるかが、大きなカギととなります。

  

例えば、既になんらかの対応はしているかと思いますが、肥前浜宿の酒造通りの古民家を再生して、宿泊施設や飲食店を増やしたり、酒造巡りや、「ひぜん祐徳温泉宝の湯」とのコラボ、また鹿島市内にはかつて、いくつもお城が築かれていたので城の再生、鹿島市内のお寺や神社の御朱印巡り、農産物直売所などをこれら観光地のそばに新たに設置するなども良いのではないでしょうか。

 

「鍋島」を造っている富久千代酒造有限会社は、酒造通りから少し外れた場所にありますが、日本酒ではかなり高い評価を得ているブランドで全国的にも知名度は抜群で、佐賀県の日本酒であることまでは広く知られていますが、鹿島市にあることまではあまり知られていません。 

 

この鍋島ブランドを最も積極的に活用しても良いのではないでしょうか。

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